2025引退ブログ 4年 14 金井 秀斗 「最後までチョコたっぷり」

お世話になっております。工学院経営工学系4年金井秀斗です。引退して結構な時間が経ち、ずっと頭の中では何を書こうかなと考え続けている引退ブログですが、何も書いていないまま締め切りの時間がもうすぐそこまで迫ってきてしまっているので、頑張って書こうと思います。

引退ブログを書くにあたって書きたいことが無いとかではなく、むしろ逆で色々なことを考えて、感じて、行動してきたからこそ、どれを書けばいいのかが分からないって感じになっています。

しっとりする感じの文章というよりかはあっさりした感じの文章にしようと思います。

内容もそうですが、タイトルはとても迷いました。前回のブログは村井さん(後輩)から、秀斗君のこの前のブログはタイトルだけは良かったですと評価していただいたので今回もタイトルはしっかりと考えました。何個かいい案は思いついたのですが、またカリスマぶってるよっていう声が聞こえてきそうなものだったので止めました。最初から最後まで本当にたくさんの思い出でいっぱいでした。全部書こうかとも思ったけれど、とても長くなるし、長いと碧太が途中で読むのを辞めて眠ってしまうので、全部書くのは無しにしてサッカー部としての終盤での思い出を書こうと思います。

 

どこからを終盤とするかは迷ったのですが、肉離れの怪我をしたときからにしようと思います。

チームは残留争いに巻き込まれていた。再開後芝浦工業大学との試合を引き分けで終え、状況は厳しいものの、試合内容的には希望は持てるものだった。その次の週で怪我をした。サッカーをやっている以上怪我はつきものだし、周りの人のサポートもあってその事実を受け入れること自体はそんなに難しくなかった。ただ、松葉杖無しで歩けない自分が残りの試合に間に合うのかという不安感があった。ラスト3試合に間に合うようにしようと決めてリハビリなどを行って調整した。なんとかそのラスト3試合の週に復帰することができ、少しでも試合に出られればと準備をしていた。途中からでもなにか力になれればと思っていたが、スタートから出ることになった。試合前にはテーピングを巻き、痛み止めを飲んでいたので、痛みそのものはなく試合に臨むことができた。ただ試合が始まって気が付いたがテーピングがきつすぎた。気合が入っていたというのもあるが、部のテーピングが切れたので前日に自分で買ったやつを使ったら、普段のより少し硬くて開始直後にもう足が攣る感じに似た違和感があった。じゅんからいいパスが来たけれど、その影響もあってあと一歩が出なかった。試合も序盤に点数が動く落ち着かない展開だったし流れもあまりよくなかった。前半は何とかやり切り、後半に入るときに余計なテーピングをハサミで全部切った。ハーフタイムでは前半で相手の癖を感じていたので、わざとうまいほうのセンターバックに持たせて嵌める修正をした。普通ならやろうとは思わないけど、自分の感覚に自信があったし、3年の時は分析などを通じて色々な守備のやり方を考えていたので、みんなも半信半疑だったと思うけど乗ってくれた。結果としてそれはうまくいって、最後には1年生の和楽が素晴らしいミドルを入れて何とか勝ち切った。個人的には点を取ったのが和楽っていうのが嬉しかった。その試合の週の練習で少し普段と違う感じを感じたので話を聞いたら少し悩んでいたので、自分の思いを少しだけ伝えて、ものすごく期待していたのでそんな彼が点を入れてくれたのはとても嬉しかった。後半20分くらいから足に限界は来ていたけど、そんなんで止めない先輩たちの背中を見ていたのでやり切った。終わった時には動けなくなっていたけど、その分とても達成感があったし、何よりも久しぶりの勝利だった。

帰りは山が国立駅まで大きい車で何人かのことを送ってくれたが、その時にこの大きい車に乗れるのもあと少しなのかと引退を感じ寂しくなった。

 

次の相手は日大の生物資源科学部。前期試合終盤で追いつかれた相手だ。大樹は自分のせいだと背負い込んでいた。これは本人には直接何度も言ったが一人のせいではない。ただ本人としては凄く気にしていたし、前期のその試合の後で出場機会を減らしていた。この週の練習で物凄くパフォーマンスが良かったと感じた。ただ、試合の前々日の練習で彼はBチームになっていた。個人的にはパフォーマンスがすごくいいのになぜだろうかと思った。ふつうその立場になったら少し気持ちが落ちそうなところを彼は全く気持ちを落とさず全力で取り組んでいた。簡単なことではないと思う。翌日、選手が二人怪我により急に試合に出られなくなる可能性が出てきて、彼がスタメンで出るプランが浮上した。信じられなかった。まるでサッカーの神様がいるかのように自然と道が開けた。その前日までBで出ていた選手が急にスタメンになるなんてみたことがなかった。他ならぬ、彼が努力し続けてきた結果だと思う。本人にも似たようなことを直接伝えた。その試合に出て勝利することで本人としてもより気持ちが楽になるだろうと思った。バックラインで出る想定だったので、もし取られそうだったら俺の裏に蹴ってと伝えた。どんな無謀なボールが来ても走って追いかけてやりたいと心の底から思わせるような姿勢を見せてくれていた。結果的にはスタメンに名前を連ねなかった。自分としては早くチームとして点を入れて勝利を近づけたかった。チームに何度か決定機が訪れ、自分にも訪れた。しかし、ボール1個分くらいで外れた。今シーズン何度か見た光景であった。またかという気持ちにもなったが、自分にできることをやり続けた。引き分けではなく、勝ちが欲しかった中で、終盤にギアを上げチャンスを作ったが、その時の自分の選択はパスだった。後少しで通るかというところでカットされた。そこでシュートを打てなかったことを強く後悔した。自分は去年までセンターバックとして試合に出ていて、今年からフォワードをやることになったが、メンタルも足りなかったと思う。あそこでミスってもいいからシュートの選択を取れないといけないと思った。結局引き分けに終わり大樹も出られなかった。両方がとても悔しかった。大樹に試合後に秀斗はいいプレーしていたと思うと言われて一緒に出たかったと思った。

対戦した時に自チームと相手チームの優秀選手を選ぶのだが、日大生物資源科学部が選ぶ優秀選手に前期も後期も選ばれていたらしい。あのグラウンドは大きいので結構やり易い感覚もあった。人生もう一回やりなおすときはあの大学のオープンキャンパスにでも行って大学の雰囲気を見てみようと思った。

 

最終節の相手は創価大学。残留に向けて勝てば無条件で順位が上がり、それ以外だと他会場の結果に左右されるという状況だった。この前日に東大で練習試合がある選手もいて、そこが最後になるかもしれない試合としてプレーする同期を見た。敦貴や山は気持ちがこもっていてとてもいいプレーをしていた。とても刺激をもらった。試合開始前から少しいつもと違うような感覚はあったが、試合の内容はそんなものではなかった。前半すぐで遼が負傷交代。ウイングバックの貢献度や代えの利かなさはシーズンを通してあったのでチームとしては痛かった。誰が出てくるのかと思っていたら山だった。俺の記憶では彼はリーグ戦にフィールドで出た時間は合計しても10分くらいで、その試合の残り80分くらい出るというのは少し驚きもあった。前日にBチームで結構な時間出ていて、ここでチャンスが巡ってくるのかと思った。ただその前の週で似たような状況を見ていたので、サッカーの神様がいるかのように再び感じた。リーグ戦に長時間出たことない中でいいプレーをしていた。チームとして前半は悪くはなかったけれど、ハーフタイムに他会場の結果を聞き、勝たなければ順位が下がることが分かった。焦る雰囲気を感じて落ち着こうと声をかけて後半に臨んだが、焦りが随所に出て攻撃がどんどんうまくいかなくなる。アウェーでその大学が学園祭の日でギャラリーが多く集まり相手のプレーに沸く観客の声にどんどん雰囲気が飲まれていった。プレーが切れた時、はっきりと聞こえたベンチ外の選手の応援の声。「秀斗くん、俺ら諦めてないよ」ここまで試合中に応援がはっきりと耳に入ったことはなかったかもしれない。その声を出したやつは俺の知る限り最初はそういう選手じゃなかったと思う。現実的といえばそうなのかもしれないけど、どちらかというと挑戦に対してどうせ無理でしょって考えるやつだったと思う。信じ続けて声を出し続けてくれている仲間のためにもやらないとと強く思った。ただ結果は変えられずに順位を落とした。今までのサッカー人生最後の試合がこれかと思うととてもつらかった。

最後の3試合だけでもこれらの事実からとてもいろいろなことを感じた。

最初から最後まで様々なことが感じられて成長できる大学サッカーだった。

 

 

ここには書ききれないほどのたくさんの思い出がありました。最後に感謝を書いて終わろうと思います。

たくさんのサポートをしてくれてありがとう。

自分なりに努力をしていた時に、評価してくれてありがとうございました。

モチベーションを落とさせないように、必要な時にコミュニケーションを取ってくれてありがとうございました。

怪我をしてしんどかった時に助けてくれてありがとう。

上手くいかなかった時に家にご飯あるのにご飯に連れて行ってくれてありがとうございました。

理由もなく親が試合を見に来るのを拒んでいた時に、見に来る考えになるような意見をくれてありがとうございました。

点が取れていなかった俺に点を取らせるために、「PKをもらって秀斗君にボールを渡しますよ」と言ってくれてありがとう。

常に俺のモチベーションを高めてくれる存在でいてくれてありがとう。

 

 

俺をサッカー部に誘ってくれてありがとう。

 

 

あとがき(眠かったら読まなくていいよ笑)

本当の最後は後期飲みだったと思う。全然帰る気でいたが幸いにもどこまでもついていきますよと言ってくれる後輩がいたので残ることにした。最後はある後輩の家に行くことにした。みんなと別れたあと何人かの後輩が走って追いかけてきて人数が増えていくことになった。まだみんなでいられるんだと思うと嬉しかった。ネットフリックスのある作品を見た。もう何回も見たことあるやつだったけど、その状況、慕ってくれる後輩がいたというのが本当に幸せで嬉しかった。電車で一人になる最後の瞬間まで本当に最初から最後まで楽しいことでいっぱいだったいい大学サッカーだった。

本当はこういうあっさりした文章を書きたかったけど、空気的を読んで少し、しっとりしちゃったかも。まぁこういうしっとりした感じのキャラじゃないのバレてるからいいか。またいつか練習行ったときは一緒にサッカーしよう。たくさんジュースおごってあげるかも。

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