vol.27「基準」/DF 田中翔大郎(2年)

この記事は以前のサイトで投稿されていたものです。

はじめまして。物質理工学院材料系に所属する2年の田中翔大郎です。出身高校は都立西高校です。

まずは、前回の更新から約3ヶ月、ここまでブログを書くのが遅くなってしまったことをさまざまな方面の方々に謝罪の意を表します。誠に申し訳ございませんでした。

では次期キャプテンの遼人(はると)からの質問に答えたいと思います。

「これまでの人生で一番ぞっとした体験は何ですか?」という難しい質問でした。日々生活していてぞっとするようなことはたくさんあります。ただその中で自分が一番ぞっとした体験といえば、「大学受験」です。僕は、一浪して東工大に入学したのですが、波瀾万丈の受験人生を歩みました。浪人して迎えた東工大二次試験の日、僕は滑り止めの大学もすべて落ちて、第一志望の受験に臨みました。普通の人なら他の大学にも合格して、満を持して第一志望に挑戦するものだと思います。そのため後のない僕は、朝ごはんが本当に喉を通らないくらい緊張して試験に臨みました。それまでの判定もE判定ばかりだったので、望みも薄い状況で試験中も心身かなり削られました。結果としてなんとか合格することができたので、今となっては笑い話にできますが、当時から考えれば後にも先にもない一番ぞっとした体験です。もしもう一度大学受験をしなければならなくなったら、もうあんな経験はしたくないです。ただ自分のような例があるので、これから大学受験をする人たちにはたとえ途中過程の結果が良くなかったとしても最後まで諦めずにやり抜いてほしいと思います。

それでは本題に入ろうと思います。今回は、最近自分の中で考えている「基準」という話をしたいと思います。自分の拙い文章力で上手く皆さんに伝わるか不安ですが、頑張って書くので最後まで読んでいただければ幸いです。

この話をするのに、まず自分のことについて書いていこうと思います。上でも書いたように私は浪人して大学に入学したので2年間ほぼ運動せず過ごしました。そのためサッカー部に入部したときの体重は75kgでした。今考えるとかなり太っていたし、自分の思い通りに体が動きませんでした。現在では約64kgほどになり、ほぼ10kg体重を落とすことが出来ました。(よくスーパーで売ってる米袋1つが10kgです。あれが体から無くなったと考えたらかなり凄いことだと思いませんか?笑)体重を落とすことができたのはもちろん部活をやっていたということもあると思います。ただ自分の中で意識していたことがあります。それが今回話したい「基準」と関わってきます。具体的には、食べる量を少しでも減らすために、満腹を基準にするのではなく、空腹ではないことを基準にしました。どういうことかというと、お腹が減って何か食べるときに満腹だと感じるまで食べてしまうと、結局食べる量が多くなってしまいます。それに比べて食べる量を空腹ではないと感じるまでにすると意識しておくと、結果として食べる量をかなり少なくすることができます。私はこれで体重を落とすことができました。基準を変えることで、1つ1つは小さな変化ですが、最終的な結果としては大きな変化を得ることができました。ここで私は設定する基準の重要性に気づくことができました。

これはサッカーにも同じことが当てはまると思います。自分の中で基準を高く設定することで更なる成長を図ることができます。例えば走りなどをただ走るのではなく、自分が苦しいと思うスピードで走ることで自分により負荷をかけることができます。もちろん前者より後者の方がより伸びるのは一目瞭然です。ただ、この理論というか考え方は分かってはいるのですが、どうしても自分に甘くなってしまい、できるだけ苦しくないようにやってしまう部分があります。そこで今回、自分に厳しくするという意味でもこのブログに、「基準」という話を取り上げて書きました。自分自身、技術的にも体力的にもまだまだチームに貢献できるようなレベルに達していません。そこでこのブログで私は以下のように宣言します。

〜これからの練習は今までよりも自分の中の基準を一つでも上げていけるように取り組んでいけるようにします。そして何らかの形でチームに貢献できるようにがむしゃらに頑張ります。〜

この宣言は、自分を戒めるためにもこのブログという場所でしました。なるべく早くこの宣言を達成できるように頑張っていこうと思います。こんな宣言をしたところで自分のブログは終わろうと思います。結局何を伝えたいかよくわからない文章になってしまいました。ごめんなさい。

最後に次のブログを書く人に質問したいと思います。次ブログを書いてくれるのは、僕ら2年のお調子者担当であり、しかし最近、実は一番真面目なのではとの噂がある、利根川大貴(だいき)です。質問は、もし部活がなかったとしたら、どこに旅行したいですか?にします。その場所もしくは地域とその理由について教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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